埼玉県と「建築物木材利用促進協定」を締結!

地域事業者・金融機関と連携し、中規模建築物の木造化・木質化と県産木材利用を推進

令和8年9月7日
埼玉県住宅建設事業協同組合
ウッドリンク埼玉

埼玉県住宅建設事業協同組合が運営する「ウッドリンク埼玉」は、埼玉県と「建築物の木造化・木質化及び埼玉県産木材の利用促進に関する協定」を締結することとなりました。

本協定を通じて、倉庫、工場、社屋、店舗、福祉施設等の中規模建築物を中心に、木造化・木質化や県産木材利用に関する相談、案件形成、普及啓発を進めます。また、地域に密着した設計者、工務店、木材事業者、内装事業者等が連携し、中規模建築物の木造化に取り組める体制づくりを進めます。

さらに、ウッドリンク埼玉は金融機関とも連携します。建築物の新築・改修を検討する事業者にとって、金融機関は事業構想や資金計画の初期段階から伴走する重要な存在です。建築計画の早い段階から、木造化・木質化、県産木材利用、地域事業者との連携、活用可能な制度等の情報を届けられる仕組みづくりを進めてまいります。

本協定のポイント

1. 中規模建築物の木造化・木質化

これまで鉄骨造やRC造が前提となりやすかった建築物についても、構想段階から木造化・木質化の可能性を検討し、県産木材の利用機会を広げます。

2. 地域密着の事業者が参画できる体制づくり

地域の設計者、工務店、木材・加工・内装事業者等が連携し、単独では対応が難しい中規模建築物にも取り組める体制づくりを進めます。地域の建築を地域の事業者が担うことで、仕事と資金が県内・地域内で循環することを目指します。

3. 金融機関との連携

金融機関と連携し、事業構想や資金計画の初期段階から、木造化・木質化、県産木材利用、地域事業者との連携、活用可能な制度等の情報を提供します。

4. リノベーション・内装木質化の推進

新築だけでなく、既存建物のリノベーションや内装・インテリアの木質化、家具・什器等への県産木材利用にも取り組みます。これにより、小規模事業者が参画しやすい木材利用の入口を広げます。

5. 地域経済循環につなげる

県産木材の活用は、単に建築材料を置き換えることにとどまりません。森林整備、素材生産、製材・加工、流通、設計、施工、内装、維持管理までを地域の事業者が担うことで、仕事と資金が地域内で循環する仕組みづくりにつなげていきます。

ウッドリンク埼玉における埼玉県産木材に関する最近の取組例


非住宅木造建築の新たな戦力 意見交換会(2026年4月22日)
設計者・工務店・プレカット・製材・林業・金融関係者などを招いて意見交換会を開催

協定締結式の概要

・日時:令和8年9月14日(月)16時00分~16時20分
・場所:埼玉県庁 庁議室
・締結者:埼玉県知事 大野 元裕、埼玉県住宅建設事業協同組合 代表理事 髙橋 秀彰

今後の取組

ウッドリンク埼玉では、本協定に基づき、以下の取組を進めてまいります。

・中規模建築物の木造化・木質化に関する相談対応
・県産木材を活用した案件形成支援
・地域の設計者、工務店、木材・内装事業者等の連携
・金融機関との連携による事業者への情報提供
・既存建物のリノベーション・内装木質化の推進
・勉強会、見学会、セミナー等の開催
・県産木材を活用したモデル事例の創出・情報発信

ウッドリンク埼玉は、県産木材の利用を単なる材料利用にとどめず、地域の事業者、金融機関、行政がつながることで、地域経済循環を生み出す建築の仕組みとして育てていきます。

本件に関するお問い合わせ

埼玉県住宅建設事業協同組合
ウッドリンク埼玉
担当:鮫島