武蔵ワイナリー(小川町)
武蔵ワイナリー(株) ワイン醸造所
ハイライト
・構造:木造「トラス構造」 木材:埼玉県産材
・地域材による木造
・木造大スパン構造
・木材表しの空間
・土壁を利用した安定した作業環境
・エネルギー自立循環型
概要
自然農法でブドウ栽培から手掛けるワイナリーのプロジェクトです。
エネルギーにおいて可能な限り再生可能エネルギーを利用し、自立することを目指しています。そのコンセプトをよく表しているのが醸造所の作業環境です、土地の起伏を利用し、ブドウを運び込むところから、作業に至る過程の主要スペースに段差を設けることにより、高いところから低いところへ水「ブドウ搾汁」は流れ、通常使用するポンプなどの圧送も行わない、またブドウにストレスをかけない計画となっています。
醸造スペースと長期保管のワイナリーは土壁とし、温度変化の少ないより安定した環境としています。
エネルギーの削減を考えるときにはその建物の製造エネルギーも考慮しなければなりません、S造・RC造など選択肢はあり、それぞれ適不適があります。
今回のプロジェクトではより製造エネルギーがかからず、農業との親和性の高い地域材による木造としています。
木材は埼玉県産材の中でも主に、ときがわ町か・小川・秩父という県西部の建設地に近い山林から調達しています。
データ
| 事業者名 | 武蔵ワイナリー(株) ワイン醸造所 |
|---|---|
| 規模 | 敷地面積:4263.87㎡ 建築面積:454.62㎡ 1階床面積:378.00㎡ 2階床面積:46.37㎡ 付属倉庫:30.36㎡ 延べ床面積:454.733㎡ 2階建て |
| 仕様 | 在来木造「山形トラス」 断熱仕様:ウール断熱 貯蔵所:年間13度に維持「エアコン使用」 作業は外気にオープンな環境で行い、大規模開口もあるため一般の断熱とは考え方が異なる。 考え方としてはエネルギー自給をどう実現するのかから始まり、必要な太陽光発電を割り出し、屋根形状を決めるなどの作業から始まります。 またバイオマスボイラーを熱源として使用しています。 |
| WLSフィールド | INDUSTRY 働くための木造 PUBLIC ひらかれ、つながる木造 |
| 担当 | (株)アーキクラフト 福田義房 |
| プロジェクト期間 | 開発造成設計に4か月 建築設計に6か月 建築工期:6か月 |